子どもにとって夢のよう!なドイツの12月

ドイツあれこれ

クリスマスと言えば、日本ではサンタクロースが夜にプレゼントを持ってきてくれて、朝目覚めた時にどんなプレゼントがサンタさんから届いているのか、それはそれはワクワクしたものでした。

さて、ドイツのクリスマスですが、12月初めからクリスマスマーケットがあちこちで始まります。

そして日本でも最近は少しずつメジャーになってきているようではありますが、12月に入ると始まるのがアドベントカレンダー!!!
毎日1つずつ窓を開けて、チョコレートなどのお菓子がもらえます。

私はこれまで売っているアドベントカレンダーしか目にしたことがなかったのですが、もともとの伝統的なアドベントカレンダーというのは手作りの布で作られた24日分の入れ物があり、そこに両親がお菓子を一つずつ入れて、毎日1つずつそこからお菓子を取っていたそうです。そう言われてみれば、むかーし私が子どもの頃に母親がツリー型のアドベントカレンダーを作っていて、毎日そこをめくると何か登場するタペストリーみたいな物を作っていたことをこれを書いていた今、思い出しました。あれは、アドベントカレンダーだったんだな・・・。

この赤い袋(緑もあるのですが)。ここにお菓子をいれます。

我が夫の実家のアドベントカレンダー。階段に靴下型の入れ物が連なり、それを毎日一つずつ開けていきます。

クリスマスが商業的になっている今はこんなのもあるんですね!びっくり!!!レゴ好きにはたまらないかも・・・

通っている幼稚園でもアドベントカレンダー的なものをやっていました。自分の名前が当たったら、幼稚園の先生が手作りしたクッキーとメッセージがもらえるというもの。クッキーもとても可愛く、さすが幼稚園の先生です。

そして、このアドベントカレンダーは24日まで続くのに加えて、12月6日にはサンクト・ニコラウスなる伝統的な行事があり、お菓子や小さなプレゼントを届けてくれます。(日本のサンタクロースみたいに夜寝ている間に来てくれるという次第です)

もう子ども達にとっては夢のような1ヶ月です。
今年は22日から年明けの1月2日までドイツのオマオパのところで過ごしました。(毎回思うけれど、どんだけ長い休暇なの!?よく経済というか会社が回っているなーと感心します。)
毎日毎日、朝はアドベントカレンダーを開け、昼間たは夜はお手製のデザートありの食事!

いよいよ24日。クリスマスの夜。ドイツではどこかに出かけている間に?サンタさんが来るという設定のようで、クリスマスプレゼントは24日の夜に開けるようです。そしていよいよプレゼントを開ける瞬間です。もう山のようなプレゼントに子ども達は大喜び。
とても興味深いと私が思ったのは、オマオパからのたくさんのプレゼント。数はものすごーく多いのですが、そのうちの大半がセカンドハンドです。ドイツではフリーマーケットが良く開催されていますが、たくさんのおもちゃはこのフリーマーケットで手に入るそうです。しかも状態は申し分なく良いです。
買ったものは大切に使って、また次の人に渡していく。おもちゃにすぐ飽きてしまう子ども達なので、双方にとってWinwinの関係で素晴らしい制度だなと思います。(我が家は扱いが荒すぎて、売れないレベルまで落としてしまうことが多々あるのですが・・・)大切に使うということを学んで欲しいなーと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました