やっぱりフランス!コルマールと小さなパティスリー

旅行

今宵の宿はSelestat(セレスタ)という小さな街です。
そこで出会ったフランス人夫婦にこの辺でおすすめのレストランを聞いたのが幸か不幸か、セレスタではなくコルマールで夕食を食べることにしました。

コルマールはディズニー映画「美女と野獣」やジブリ映画「ハウルの動く城」などの舞台として知られているようで、その評判通り見るからにフォトジェニックな可愛らしいカラーに溢れる街です。

夕暮れ時
夏を楽しむ

運が良いことに?悪いことに?その日はお祭り、前年のストラスブールのテロ事件を受けてか、メインのコンサート会場近くには警官がいて、そのエリアに入る前に荷物チェックが入りました。何だか、それだけでお祭りが心から楽しめなくなってしまうというか、安全であること、平和であることはそれだけで本当に幸せなことなんだと改めて思いました。
とにかく、夏の夜を楽しむ人々でいっぱいのため、レストランがどこも満席。教えてもらったレストランには入れず、その後もレストラン難民となり夕食ができたのは9時近くとなってしまいました。ごめんよ、子ども達。

アルザス料理フラムクーヘン

セレスタに着くと、あちこちのレストランで料理を楽しむ人々の姿が・・・。ここで食べれば良かったねと若干思ったのでした。

次の日は日曜日。ヨーロッパではほとんどのお店が閉まってしまう日曜日です。

朝ご飯を探しに昨日ほとんど見なかったこの街を歩いてみました。どのお店ももちろん閉まっていて、開いているのはSUB WAY・・・。でもここまで来てSUB WAYは食べたくなーいと思い、オットが道ゆく人に聞いてみると、「その先にあるパティスリーだけやっているわ」と教えてくれましたので、とりあえず、そこを目指してみました。

着いたガラスの向こうには何とも美しいケーキの数々!!!大きさも日本と同じサイズ!ドイツではこんなに繊細でプティなサイズのケーキにお目にかかることはそうそうありません。(都会は別かもしれませんが)とにかくビューティフォー!!!

フランスに入るだけで、こんな小さな街でこんなケーキに出会えるなんて、ドイツに失礼ですが、やっぱりフランスよー♪と心踊りました。

朝ご飯だけれど、ケーキも買うと決め、ケーキとマカロンを物色。マカロンにはYUZUやGOMA MATCHAなどがあり、我々がYUZUを選ぶと、品の良いオーナーのおばあちゃまがシェフは日本人なのよ。と話してくれました。こんな小さな街に日本人のお店があるなんて!と更感動。そしてやっぱり日本人ってすごいわーと日本びいきな考えのワタシ・・・。

部屋に戻り、ものすごーく美味しいクロワッサン等を堪能したのち、いよいよ美しいケーキへ。見た目通り、何層にも重なった様々な食感が織りなす、この繊細な芸術的な美しさと味は間違いありませんでした。

また近くを訪れたら必ず行きたいお店の一つです。kamm

帰る前に周辺の村々をいくつか見て帰ることにしました。下調べもなく、適当にこの辺?と思われる場所を訪れたのですが、この辺り一帯が、コルマール同様に可愛らしい珠玉の小さな村が点在しているようです。

悪いことしてます
フランスといえばプラタナス
水場があればそれだけで楽しい

今回訪れたのはBergheim(ベルグハイム)とRibeauville(リボヴィレ)という街です。どちらもとても魅力に溢れているのですが、Ribeauvilleの方が観光客が多く、Bergheimは可愛らしいのに観光客は少なく、とても落ち着いていたのでおすすめです。ドイツに帰ってから知ったのですが、そのすぐ先には Riquewihr(リクヴィール)があり、フランスの最も美しい村に登録されているそうなので、次回はそちらにも足を運びたいなと思います。

とにかく食べ物もワインも美味しく、美しい村が点在するアルザス地方、また訪れたいと思える週末旅行でした。

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