子連れ南チロル旅行記ーその①

子連れで遊ぶ

今年の夏の旅行は北イタリアの南チロル地方に2週間滞在しました。
予約が遅かったので、2週間続けて同じ場所に滞在することができなかったので、1週ずつ南チロルの西側と東側に泊まりました。

まず1週目はMaurmairhofというこちら。イタリアの最北端にほど近い場所です。
ヤギや猫などと触れ合えるという理由で選んだのですが、リビングスペースも十分広く、ベッドも余るほど。センスが良く、清潔で居心地が良い宿泊施設でした。この広さで1泊1万円未満。
家族にとってはこういう宿泊施設の選択肢がたくさんあるヨーロッパはとても旅行しやすいです。

ここで5日間を過ごしました。その間に行ったのがこちらです。

1日目 ドロミティ Seiser Alm(ザイザーアルム)

せっかく綺麗な場所に宿泊しているのですが・・・とても天気がよかったので、1日目からちょっと足を延ばしてドロミティのザイザーアルムまで行くことにしました。オルティゼーイ(Sankt Ulrich)が近いのですが、この近く、ザイザーアルムとは反対側に向かう方面にもゴンドラがあり、最初、間違えてそちらの駐車場へ行ったため、もし、こちら側のゴンドラに乗っていたらどんな景色だったんだろうと気になって気になって仕方がない私・・・でしたが、ゴンドラを降りた瞬間、その悩みは吹っ飛びました。まさに絶景!!!
2歳と5歳の子ども達と一緒でも、こんな美しい景色が見える場所にゴンドラに乗るだけで来れるなんて最高です。
ゴンドラから10分ほど歩いて下ったところには、レストランやホテルがいくつか点在し、そこで素晴らしい景色を見ながら、一息つくことが可能です。子ども達を遊ばせることができるレ公園が併設されたレストランもあり(レストランで食べずに遊んでいても何の問題もなさそうでした。)子ども達は楽しく遊びつつ大人はゆっくりすることができました。

歩きやすい歩道
子どもたちが遊べる場所
頑張って登っています

2日目 Klausberg

2日目は宿泊場所からも程近いKlausbergに行ってみました。こちらもゴンドラを降りて少しだけ下ったところに水遊びなどができる公園があり、小さい子連れでも楽しむことができます。
我々は600mほど上の湖を目指して歩いてみましたが、これはなかなか5歳児には大変でした。かなり急勾配のため、途中で断念しようかと思いましたが、5歳児頑張って歩き切ることができました!
登山途中、いくつかヒュッテ(レストラン)があるのですが、お値段もリーズナブルで量も申し分なく、ここもお約束通り?子ども達が遊ぶ場所が併設されているところが多いので、大人はゆっくり食事と景色を楽しむことが可能です。

ゴンドラでかなり上まで来ました
途中のヒュッテでアプフェルシュトゥルーデルを
登りきった景色(といってもまだまだ先は続きます)
山の典型的な食事

3日目 Weissenbach→Bizat Hütte→イタリア最北端Kasern

2日続けてかなり頑張って歩き回っているので、もう少し簡単に回れるコースということでWeissenbachのショートコースを散策。森の中を歩くことができ、1日目、2日目とはまた違った山歩きの楽しみ方ができました。WeissenbachにはSchnaidaleachnというレストランがあるのですが、ここは南チロル地方の郷土料理が提供されていてとても美味ということで宿泊オーナーのオススメでした。(行きたかったのですが、タイミングが合わず行けませんでしたが、次回行く機会があれば行ってみたいです。)

水の音が心地よいです


その足で Bizat Hütteへ。車で行けるところから歩いて10分と書いてあったのですが、この10分の登りがなかなか急勾配でまたハードな旅となってしまいました。
が、ここもまたとても可愛らしいところで、池にお魚がいたり、アルプスを見ながらのブランコ、すべり台など子ども達をたくさん遊ばせることができ、多くの人々が素晴らしい景色をゆっくりと楽しんでいました。

ブランコの他、滑り台やトンネルなど子どもたちも遊べます

天気が思ったよりも良いので、北イタリア東側の道の終点Kasernまで行ってみることにしました。Kasernではちょっと車を降りて見てみようか程度だったのですが、歩いてみると想像よりも遥かに素敵な場所でした。何というかとても神秘的なのです。ここがイタリアの最北端で山で隔てられているからかもしれません。緩やかな道が続くので、子ども達にもとても歩きやすく、老若男女全ての人が楽しめる場所として、おすすめな場所の1つです。

子どもでも楽しい緩やかな道
自然の中で伸び伸びと草を食む牛たち

4日目 Sand in Taufers→ドロミティDreizinnen

あいにくのお天気だったので、近くの カンポトゥーレス(Sand in Taufers)へ。雨でも楽しめるところを尋ねたところ、図書館をオススメされたので、まずは図書館へ行って見ました。
こんな小さな街なのに、とっても明るい綺麗な図書館には子ども達が遊べるゲームがたくさん揃えてあり、子ども達と時間を過ごすには最適な場所でした。

2歳児からティーンエイジャーまで遊べるゲームがたくさんありました


美味しそうなジェラート&ケーキ屋さんを見つけたので、ランチの後はここで食べると決め、イタリアンレストランRosmarinへ。
思いの外、ピザよりも南チロル郷土料理がとても美味しいお店でした。

こちらの料理が美味しかった


ドロミティと言えば、Dreizinnen(ドライチンネン)だそうですが、2歳と5歳の足でドライチンネンが見えるところまで歩くのは難しいだろうということで、ドライチンネンが見える唯一?の場所まで車で行くことにしました。

どれどれ?という私にあそこ、目の前に見えるあれだよと説明するオット氏。「え?あれとあれ???」「ちがーう!」なんて会話を繰り返し、「はいはい、あれね。」と納得した後にその左手に見える物を見ていた私・・・。そこの看板にはDreizinnenと書いてあるではないか。
「え・・・ねぇねぇ、あれがドライチンネンなんじゃ・・・だってここに書いてあるし・・・」と私が言ってみると、「えー???」と言いながら確認、「本当だー」と。
さっきの説明と説得は何だったんでしょう。
というわけで、期待が大きいだけに、遠くから見たらそんなもんか・・・的なドライチンネンでした。もっと大きくなってトレッキングができるようになったら改めてトライしてみたいですが、DreizinnenじゃなくてもDromitiは十分迫力満点な素敵な景色が楽しめる場所です。

この山がドライチンネンだと力説された・・・
こちらが本当のDreizinnnen

5日目 またまたKasern

最後の日はどこへ行こうかと考えた時、やっぱりもうちょっと散策したいと思ったのはKasernでした。あの景色の先にはどんな景色が広がるのか、もうちょっと歩いて見たいと思える場所。あいにくの曇り空でしたが、途中青空も見えたりと楽しむことができました。

小川で何か見つけたかな?
この先のヒュッテで一息
パンケーキのようなものですが、甘すぎず美味
結婚式に遭遇しました。とっても幸せそうな新郎新婦❤️
嬉しそうです

Valle Aurina(Ahrntal)オススメです。

5日間のValle Aurinaですが、かなり楽しむことができました。(次男を肩に乗せて歩くことが多かったオットは、次回のホリデーはビーチにする!と言っていますが)
後半に続きます。
因みに・・・Seiser Almの反対側のゴンドラはSecedaへ行くゴンドラでした。Secedaで検索して見たら、こちらも絶景。次回機会があればまた行って見たいです。(でも、ゴンドラリフト代、往復で大人32€とザイザーアルムよりかなり高額なのが痛い・・・)

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